2023/10/21
元シャルケのフンテラール氏、燃え尽き症候群のためアヤックスで休職

©︎IMAGO/Pro Shots
金曜日にオランダの複数のメディアが、アヤックス・アムステルダムにてテクニカルディレクターを務めている、クラース・ヤン・フンテラール氏が燃え尽き症候群のため休職することを報じた。2022年3月よりアヤックスで特に、ユースチームの分野での首脳陣として役割を果たしてきた同氏は、さらに9月末に解任されたスウェン・ミスリンタトSDの職務の一部を引き継ぐと共に、同時にコーチングライセンス取得にも取り組んでいたところだった。
アヤックスでは2006年から2008年まで、そして2017年から2021年まで選手として活躍し、そして現在は2027年6月までの契約も結んでいるフンテラール氏は、現役時代ではレアル・マドリードやACミランを経て加入した、FCシャルケ04での活躍が有名でありその2010年から2017年の間に、「ハンター」の愛称で親しまれた点取り屋は、ブンデス通算84試合で84得点30アシスト、優勝も果たしたドイツ杯では15試合で13得点3アシスト、CLでは25試合で13得点1アシストという足跡を残している。
シャルケ上半期黒字も、袖スポンサーが破産申請
2023年夏に2026年までの袖スポンサー契約を締結したドイツの家具メーカー、ヒュルスタ社が破産を申請した。そもそも経営難にあった同社は2022年にEigenverwaltung(自己管理)と呼ばれる特別な法的手続きを開始。しかし最終的にEigenverwaltungを終了し、通常の経営破綻手続きを開始した。これにより、シャルケはヒュルスタ社からスポンサー料を受け取ることができなくなる可能性が高くなったため、
これにより新たな袖スポンサーを探す必要に迫られる可能性があるのだが、ちなみに2023年上半期に930万ユーロの黒字を達成。ただし夏に2部降格、さらに今は3部降格の危機にあるチームの低迷により、2023年通期の黒字は当初の目標を下回る見込み。負債総額も依然として高く、財務状況は依然として厳しい状況にある。