UEFA、ユベントスに２０００万ユーロの罰金とカンファレンスリーグ出場権剥奪

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　UEFAは金曜日にユヴェントス・トリノに対して、クラブライセンスとファイナンシャル・フェアプレーに関する同協会の規定に違反しているとして、２０００万ユーロの罰金処分とヨーロッパカンファレンスリーグの出場権剥奪を命じる判決を下した。ただしそのうち１０００万ユーロは、2023年、2024年、2025年の会計年度の財務諸表が会計要件に適合していれば停止されるとのこと。

　これに対してユヴェントス側は「根拠がないこと」として改めて否認してはいるものの、ただ上訴も控えることを明かしており、「我々はUEFAによる決定を遺憾に思うし、自分たちの行動と主張における正当性を固く信じているが、ただ今は我々はリーグ戦と国内カップ戦に向けて集中して臨みたい」とクラブ側は説明した。

　ユヴェントスは不正会計による勝ち点１０の剥奪により、昨季セリエＡではチャンピオンズリーグ出場圏となる３位から７位に転落。かろうじて欧州リーグに出場することはできており、なぜ無罪を主張するのであればその権利を放棄するか疑問は残る。ただ伊紙コリエレ・デッロ・スポルトでは今月上旬、ユヴェントスとUEFAの話し合いにより、CASへの上訴を見送る代わりに、来季の欧州リーグの出場権を危惧する必要がなくなったと伝えていた。