モウリーニョ監督、アワールを下げて、誰も投入せず

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　ＡＳローマがアルバニアの首都ティラナで行った、パルチザニののテストマッチでは、エル・シャーラウィが12分、ディフェンスの裏への美しいパスからロブを細かく決めて1-0とすると、アンドレア・ベロッティが低い弾道のシュートを決めて追加点。そして迎えた試合の終盤となり、ジョゼ・モウリーニョ監督は奇妙な采配をみせる。新加入のフセム・アワールにピッチから出るように促し、２５歳の表情からも目に見えて驚きが感じ取れるものだった。一体何が起こっていたのか？

　それはモウリーニョ監督による、フェアプレー精神によるものだった。『コリエレ・デッロ・スポルト』紙によると、”スペシャル・ワン “は、パルティザニのゾラン・ゼキッチ監督は後半にすでに交代していた選手と交代させるというミスを犯し、その修正を主審から認められなかったため１０人で戦うことに。そのためモウリーニョ監督は敢えて１０人としたのだ。結局テディ・カラのＰＫで一矢報いたパルチザーニに、ローマは２−１で勝利してこの夏の準備期間を終了。　２０日にはサレルニターナとのセリエＡ開幕戦を迎える。

パリＳＧからレアンドロ・パレデス獲得

ネマニャ・マティッチの退団後によって生まれた中盤の穴埋めに、パリ・サンジェルマンからアルゼンチン代表レアンドロ・パレデスの復帰が発表された。２０１７年にも在籍していた２９歳のＭＦとは、ジャッロロッシは、2025年までの契約を締結。直近ではインテル・ミラノにレンタル移籍していたＭＦについては、移籍金として５００万ユーロほどが支払われるようだ。