ポグバ、ドーピング検査で陽性反応。出場停止へ

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　マンチェスター・ユナイテッドからユベントス・トリノへ二度目となる復帰を果たした以降、ポール・ポグバはなかなか思うように事が運ばない日々を過ごしている所。そして今回はドーピング検査によって陽性反応が確認されたために、暫定的ながら出場停止処分を受けることになってしまった。イタリアのアンチ・ドーピング機関がＡＦＰ通信に明かしたところによれば、テストステロン値が高過ぎた結果だという。今回の検査はユベントスがウディネーゼから３−０で勝利した、セリエＡ開幕戦後に行われたものであり、ただ３０歳のミッドフィルダーはこの試合ベンチ入りはしたものの、出場機会が巡ってくることはなかった。

　これまでポグバはトリノで厳しい時間を過ごしている。膝の手術をはじめとする負傷に泣かされ、２０１８年W杯優勝戦士はリーグ戦わずか６試合のみの出場にとどまっており、またヨーロッパリーグにおいても３試合の短時間の出場のみ。さらに冬に開催された方ール・ワールドカップでも欠場を余儀なくされ、最終的にフランス代表は決勝でアルゼンチン代表の前に連覇を阻まれた。

　なお今シーズンはここまで前述の開幕戦でこそ出場機会はなかったものの、続く第２節ボローニャ戦と第３節エンポリ戦では途中から出場しており、ユベントスは次節土曜日にラツィオ・ローマと、その翌週にはサッスオーロとの対戦が控えているところ。ちなみにユベントスは収支不正行為により勝ち点１０が減点され、さらにUEFAからヨーロッパカンファレンスリーグの出場禁止処分を受けたことから、今季は欧州の舞台での戦いはない。