ナポリ、ガルシア監督解任待ったなし？コンテ監督は否定、ロペテギ監督は？

©︎imago images (3)

　今シーズンここまで４勝２分２敗。セリエＡ王者として臨むも、すでに首位ＡＣミラノとの勝ち点差７にまで開いたルディ・ガルシア監督については、この夏にスパレッティ監督の後任として就任したばかりにもかかわらず、すでに退任まで待ったなしのところにまで迫っている模様。それは歯に衣を消えぬ発言で知られる、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が火曜日に言及したことからも見て取れるものであり、「ルディ・ガルシア監督とともに決して良い時間を過ごせているわけではない。イタリアサッカーを知らない監督を選択した場合、えてして
こういうことは起こりうるものだ」とコメント。

　２０１３年から２０１６年にかけてＡＳローマで成功をおさめたどう監督は、その後はマルセイユとリヨン、そしてアル・ナスルでの勤務をへての就任となっていたものの、「適切なタイミングで最善の決断を下す。ファンの影響を受けるわけにはいかない」と早期の決断を匂わせるような言葉も残している。ちなみにこの夏はガルシア監督以外にも「６月にルイス・エンリケ監督に電話をした。そして幸運にも彼はパリＳＧを希望していた。その結果は今の成績をみてほしい」と述べ、さらにチアゴ・モッタ監督とも同月に交渉を行なっていたという。「しかし彼はスパレッティ監督の後を受け継ぐことを希望していなかった。」

　ただこの秋には再び後任監督人時に終われることになる模様。その有力候補としてはアントに・コンテ監督が浮上しており、移籍専門家のファブリツィオ・ロマーノ氏によると同会長とすでに長時間に及ぶ話し合いを行なったという。ただその後コンテ監督自身がインスタグラムの中で「家族との時間を楽しむ」ことを強調した、ちなみにイタリアメディアによれば、ナポリは首脳陣との不和でウォルバーハンプトンを退任となった、フレン・ロペテギ監督についてもオファーを提示したと伝えている。