2023/12/08
2023/11/01
ACミランで鳴り止まぬ不協和音、解決策は『イブラの帰還』か

©️IMAGO/Gribaudi/ImagePhoto
交代後に露骨に不快感をみせる選手たち、ピオリ監督の曖昧な戦術を公で批判したオリヴィエ・ジルーなど、ACミランではチーム内での不協和音がピッチの内外にわたり鳴り響いている。チャンピオンズリーグではパリ・サンジェルマンに手痛い敗戦を喫し、さらに昨季王者ナポリとのリーグ戦では2−2と痛み分け、ロッカールームでの問題も伝えられる中で、イタリアのメディアによればコミュニケーション面での解決をはかるべく、ズラタン・イブラヒモビッチに白羽の矢がたったようだ。
昨季限りで現役生活にピリオドを打った元スウェーデン代表FWは、どうやら再びチーム内で選手とクラブ首脳陣との橋渡し役として帰還する可能性があるようで、すでに批判の渦中にあるピオリ監督も承認しているとのこと。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば交渉は数週間にわたって続けられ、いまはさらにヒートアップをみせているという。
ことセリエAではイブラヒモビッチは、2004年から2006年までユベントスのユニフォームを着て世界的スターへと成長。その後2009年までインテル・ミラノに在籍し、それから合計5年半にわたってACミランのジャージを着て公式戦163試合でプレー(93ゴール)。 2011年と2022年にはロッソネリでセリエA優勝タイトルも獲得した。