2023/12/08
2023/11/16
イタリアサッカー賭博:さらにフロレンツィ氏も捜査対象へ

©️IMAGO/NurPhoto
イタリアにおける違法スポーツ賭博をめぐる賭博スキャンダルは拡大の一途をたどっている。トリノ検察庁が違法スポーツ賭博の容疑でアレッサンドロ・フロレンツィに対する捜査を開始したと、イタリアのメディアが水曜日に報じた。数日中にトリノで検察による取り調べを受ける予定。
今年の10月よりイタリアサッカー界を震撼させているこの賭博スキャンダルは、当時トリノ検察庁とイタリアサッカー協会(FIGC)が違法賭博の疑いで、ニューカッスル・ユナイテッドの代表選手サンドロ・トナーリと、アストン・ヴィラのニコロ・ザニオーロ、そしてユベントスのニコロ・ファジョーリがいずれも、違法なオンラインスポーツ賭博に関与した疑いで捜査されていることが判明。
その結果トナーリはすでに10ヶ月間の出場停止処分を受けており、治療を受けなければならず、またイタリアメディアの報道によると、ファジョーリとザニオーロは当局に協力しているという。ファジョーリは自身のチームの試合への賭けを否定。
またザニオーロは現在、違法なプラットフォームでポーカーとブラックジャックをプレイしたことを認めているようだが、サッカーに賭けたことは否定しているところ。なお最初の報道によるとフロレンツィの件ではザニオーロの事件と同様の容疑が含まれているようだ。ちなみにファジョーリはこの日に契約延長が発表。少なくとも2028年までとみられる。