2022/09/29

鳥栖の18歳MF福井太智、バイエルンに完全移籍! まずは4部のセカンドチームでプレー

 サガン鳥栖は28日、U-19日本代表MF福井太智がバイエルンに完全移籍することを発表した。

 バイエルン側の発表によると、同クラブと福井は2025年6月30日までの契約を締結。2023年1月より正式にチームに加入することとなっている。また、まずはレギオナルリーガ(4部相当)に所属するセカンドチームでプレーすることも発表された。

 福井は2004年7月15日生まれの現在18歳。神奈川県出身で、U-12チームから鳥栖の育成組織に在籍している。2021年3月に行われたJリーグYBCルヴァンカップでトップチームデビューを果たすと、今年3月にはプロA契約を結び、トップチームで公式戦通算14試合に出場。また、今季の高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグWESTでは、9試合5得点を記録した。

 各世代別の日本代表でのプレー経験も持っている。今年6月にはU-19日本代表の一員として、フランスで行われたモーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)に出場した。

 ドイツメディア『スカイ』によると、福井は先日からバイエルンⅡのトライアルに参加。そこでの活躍が評価され、移籍が決定した。トップチーム昇格を果たせば、2011-12シーズンに在籍した元日本代表MF宇佐美貴史(現ガンバ大阪)以来、バイエルンでプレーする史上2人目の日本人選手となる。

 福井は移籍決定に際し、鳥栖のクラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントを発表した。

「FCバイエルン・ミュンヘンに移籍することになりました。Jリーグで実績のない僕がセカンドとはいえいきなりドイツ王者に移籍して結果を出せるのか、慣れない環境で一人で闘っていけるのか、Jリーグでもっと試合に出れるように力をつけてからでも良いのではないか、本当に最後の最後まで悩みました」

「プロにさせてもらったサガン鳥栖でタイトル獲得に貢献しますと宣言したばかりなのにこのような決断を下したのは、U-19日本代表で世界を体感し『このままではだめだ、世界から置いていかれる』と強く感じたことが全てでした。決してサガン鳥栖やJリーグでは成長しないということではなくサガン鳥栖しか知らない僕が子どものころからの夢であるW杯で優勝するために現状に甘んじることなくさらに成長するための決断です」

「まだまだ未熟者の僕ですが小学生の頃から10年間ここまで育ててくれたサガン鳥栖にはとても感謝しています。新たな環境で成長し恩返しできるよう努力します。そして今よりさらに成長した姿をサガン鳥栖や日本のファン・サポーターの皆様に見てもらい日本をW杯で優勝させ、いずれはサガン鳥栖で自分が中心となりタイトル獲得に貢献します」

「チームは変わってもサガン鳥栖は自分自身の心の中にあります。これから先もずっと、僕は変わらずサガン鳥栖が大好きです。強い覚悟を持って移籍します。シーズンも残りわずかですが、サガン鳥栖でのプレーを悔いのないものにしますのでこれまで以上の応援をよろしくお願いします!」

日本人選手の最新ニュース