師匠超え狙うアルテタ、ペップの胸中は？

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　今シーズンのマンチェスター・シティvsＦＣアーセナルによる一戦は、まさにイングランドサッカー界における祭典の１つとなっている。現在プレミアリーグで首位を走る後者と、ディフェンディングチャンピオンである前者による直接対決は２週間半後のことなのだが、それに先駆けた前哨戦としてマンチェスター・シティは、ＦＡ杯１６強入りをかけて対戦するのだ。そこではエルリング・ハーランドやマルティン・エデゴーら、２人のノルウェー人選手たちにも大いに注目が集まることだろうが、ただ最も注目を集めるノルウェー人はミケル・アルテタ監督であろう。３年前にグアルディオラ監督の影から抜け出しＦＣアーセナルの監督に就任した同氏は、現在はその師匠超えを目指し戦っているところだ。

　そんな教え子との一戦を前にしてグアルディオラ監督は、「彼は僕を倒したいと思っているだろうし、それは逆も然りだよ」とコメント。「サイドラインでぶつかりあうこともあるだろうね。それは大いに想像できるし、遅かれ早かれそういう場面は見受けられることだろう。ただそういうことがあっても、彼にたいするリスペクトが変わるわけではないが」と強調した。またかつてのコーチ時代のアルテタ氏との思い出として、グアルディオラ監督は「彼は自分たちが得点を決めると、飛び跳ねてその喜びを表現していたものだが、ただあるチームに対してはそうではなかった」と述べ、「それが今すわっているチームだよ。彼は本当にアーセナルが好きなんだと思ったね」と、かつて主将も務めていたアーセナルに並々ならぬ思いを抱いていたことを明かしている。