2019/04/23
LASKグラスナー監督「ブンデスからいくつも問い合わせが来ている」
来シーズンの監督が不透明となっているブンデスリーガのクラブといえば、VfLヴォルフスブルク、VfBシュトゥットガルト、FCシャルケ04、そしてヘルタ・ベルリンの4クラブということになるのだが、そんななかオーストリア1部LASKリンツのオリヴァー・グラスナー監督が「ブンデスリーガから複数の問い合わせを受けている。それは大変に名誉なことであり、我々みんなの取り組みが評価された証だ」と、TV局スカイに対して語った。
前述の4クラブのうち、すでにそのグラスナー氏への関心が伝えられているのが、ザルツブルクのマルコ・ローゼ氏招聘に失敗したVfLヴォルフスブルクであり、先日はマネージャーを務めるヨルグ・シュマッケ氏が「複数の候補者と話し合いを行なっている。それから分析して決断を下す」と、新監督招聘まですでに秒読み段階にあることを明かしたばかりだ。
ただそれ以外にもグラスナー氏に対しては、先日にマルクス・ヴァインツィール監督が解任となったVfBシュトゥットガルトからも、前任のミヒャエル・レシュケ氏がマネージャーを務めていたころに候補者として浮上しており、現時点でシュトゥットガルトからは、今季いっぱいまではニコ・ヴィリヒU19監督が暫定で指揮をとることがすでに明らかとなっている。
2022年までLASKリンツとの契約を残すグラスナー氏は、母国オーストリアっではその明晰な発想と若手育成に定評のある指揮官であり、リンツでの4年間において2部から1部へと昇格に導いただけでなく、現在は首位ザルツブルクに次ぐオーストリア1部2位にまで導いているところだ。