2022/01/14

遠藤航「ワールドカップ出場のため、全力を尽くす」

ソース:VfB Stuttgart


 シュトゥットガルト公式は自身の公式サイトにて、クラブマガジンに掲載されたインタビュー記事を紹介した。その中で昨年だけで公式戦52試合に出場した遠藤航は、クリスマス休暇について問われ、「10日間の休みがあったので、その期間を充電にあてましたね」と返答。怪我なく過ごせている要因としては、「自分の体を知り、耳を傾けること」とし、主将となった今季も「何も変わらず、同じ航です。常に全力で、限界まで挑戦し、またリーダーとして模範的でありたいとも思います」とコメント。「ドイツ語も上達させたい」と、コミュニケーション面での更なる高みを目指しているところ。
 
 また今季から加入した伊藤洋輝の印象については、東京五輪参加後にシュトゥットガルトにて目にした際、「最初からとても良い感じで、向上心をもった選手という印象です。最初の練習で見た時にはこんなに良い選手なのかと驚きました。この成長曲線を嬉しく思いますし、出場の機会を彼自身の手で掴み取っているのです」と目を細める。さらにピッチ外でも「家に招待して、一緒に食事をしたり、子供たちとも遊んだりする」とのこと。4人の子供全員がサッカーの興味があるとのことで、「長男の場合は、プレステでのサッカーの方に、興味が傾いているみたいなんですけど(笑」とも。
 一方で、1月末では欧州の代表戦はなく休暇となるものの、日本代表としてワールドカップ予選3次ラウンド中国戦、そしてサウジ戦へと臨むことになるのだが、「2018年のロシア・ワールドカップでは、メンバー入りしながらも出場機会が得られなかった」遠藤にとって、今年の冬に開催されるカタール・ワールドカップへの出場は、「夢のような話」であり、そのために「全力を尽くします」と宣言。ただその前には、これから強豪ライプツィヒとの一戦が控えており、特にシュトゥットガルトは今季、ここまで下位に低迷する苦しい状況にあることからも、「ライプツィヒは素晴らしい選手が揃っている良いチーム。常に非常に激しいプレーをみせてきますので、それに対抗していくようにしていきたい。ホーム戦ですし、僕たちは勝利を目指します」と意気込みをみせた。

 

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