バイエルンから誘いも、１７歳ウルリヒはシュトゥットガルトと延長

　バイエルン・ミュンヘンからの声がかかると、なかなかそこからの引き止めというのは困難にも思えるが、このたびＶｆＢシュトゥットガルトはそこでの成功を収めた。この世代ではドイツ国内トップクラスの才能として評価される、ローリン・ウルリヒとの契約を更新。２０１６年夏に１１歳のころ門を叩いた１７歳とは、本来２０２４年までの契約を結んでいるが２年間さらに延長されるようだ。
　ドイツＵ１７代表として１５試合に出場している若武者は、現在の夏季準備期間ではトップチームに帯同。明日より始まる夏季合宿にも参加予定となっており、ミスリンタトＳＤは「これまでの練習や試合でその大きなポテンシャルは示されている」と評価。「彼はまさにここで育成された選手であり、他クラブから多くの声がかかりながらもここでプロの道を上る決意を下したことを心から嬉しく思う」と語った。
シュトゥットガルト、ペレアも夏季合宿参加へ
　その一方でシュトゥットガルトでは、この夏の新戦力補強にも迫っているところであり、２２歳のコロンビア人ストライカー、ファン・ホセ・ペレアも夏季合宿に参加する見通し。ギリシャ１部ＰＡＳイオアニナとの交渉はほぼ完了しており、移籍金額はおよそ２２０万ユーロ。２０２６年までの契約を締結する見込みだ。