2022/10/06

ブンデスでは長期政権が好調傾向も、3番目に長いシュトゥットガルトでは進退問題

©️IMAGO/Pressefoto Baumann

 就任から1014日目にして迎える、週末の1.FCウニオン・ベルリン戦。これまで開幕から8試合未勝利という中で、現在首位を走る好調のクラブを相手に臨むことになる、ペジェグリーノ・マタラッツォ監督。その次に控えるVfLボーフムとの下位直接対決も含めて今後進退を問う重要な一戦となっており、kickerが得た情報によればクラブ首脳陣は米国人指揮官へと期待を寄せつつ、頓挫した時にはセバスチャン・ヘーネス氏やアディ・ヒュッター氏ら、後任候補にも目を向けているようだ。

 ただ2020年1月に就任した際にも、ブンデスリーガ復帰に向けて危機的状況からそれを克服、さらに昨シーズンでも土壇場で主将の遠藤航による劇的ゴールで残留へと導くなど、非常に冷静沈着な強いメンタルをもつマタラッツォ監督と共に、チームは困難を克服し続けてきた背景もある。ただそのためにはチームに変化をもたらす必要があり、たとえば復帰予定のボルナ・ソーサには、最近不足している左サイドの推進力が求められるところ。

 先日に獲得したダン=アクセル・ザガドゥが3バックの一角として先発出場する可能性もあり、また中盤では最近無茶をする傾向のあるアタカン・カラソルについては、なんらかの修正を加えなくてはならないだろう。攻撃面においてもマタラッツォ監督はいまだ、その解決策を見いだせない状況が続く。

 今シーズン飛躍をみせる首位ウニオン・ベルリン、そしてSCフライブルクは共に、入れ替わりの激しい監督事情の中で、最長政権(シュトライヒ監督)と2番目の政権(フィッシャー監督)を誇る継続を力に変えてきたチームだ。果たしてそれに続く3番目に長い、マタラッツォ監督は如何にこの状況を克服していくことができるか。その手腕が問われる。

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