2022/10/25

2022年通して続く不振:シュトゥットガルトの問題点

©️picture alliance / Eibner-Pressefoto

 VfBシュトゥットガルトが2022年に入って以来、ここまで抜け出せずにいるあまりに長い低迷期。週末にはボルシア・ドルトムントに0−5と大敗劇を演じることになるのだが、ただシュトゥットガルトが露呈した問題点はこの敗戦という結果だけにとどまるものではない。

 例えば本来ならばシュトゥットガルトの美徳であるべき精力性、つまり総走行距離で相手より上回ったのは、ここまでライプツィヒ、そしてバイエルン戦の2試合しかない。シーズンを通してもグラードバッハ(109.6km)、ボーフム(110.6km)、レヴァークーゼン(110.7km)、ライプツィヒ(110.8km)に続く110.9kmのみ。そして強豪相手に上回った2試合は共にドロー、その精力性は報われる結果となっている。

 さらにマヴロパノス、アントン、ザガドゥら、長身のセンターバックらを3バックに配置するシュトゥットガルトにおいて、セットプレーからの得点数4、そして失点数6と、平均の5.6を共に若干下回っていることは、数字の上ではそこまで劇的ではないが、本来ここはむしろアドバンテージとなるべきポイントのはずなのだが…。

 また相手に対して許した得点チャンスは5.5、逆に得た得点チャンスは5と、守備面では平均5.6を若干上回り、攻撃面では下回る結果となるが、さほど大差ないようにみえる。ただ問題はその決定力にある。リーグ平均28.2%に対して23.6%と、ヘルタ(23.3)に次ぐ2番目の低さであり、そもそも前線に通ったパス平均は90分平均61.9本。リーグ平均72.5本と大きな差が開いての14位であり、PA内への侵入数も14位しか届いてない。

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