2023/01/02
シュトゥットガルト、サイラスと2026年まで契約を延長

©️IMAGO/Eibner
先日にVfBシュトゥットガルトに就任したファビアン・ヴォールゲムートSDは、前任のミスリンタト氏より受け継いでいたサイラスとの契約延長について、「最優先事項であり、すでに取り掛かっているところだ」と明かしていたが、2023年の元日には更新で合意へと至ったとの朗報が伝えられた。2024年まで残されていた契約を前倒しして2026年まで延長したことについて、「非常に嬉しく思っている」と語った同SDは、「そのスピードと得点力を武器に、我々のオフェンスにおいて重要な役割を担ってくれている。彼にはまだまだ伸びしろがああり、これから数ヶ月、数年間に渡って一緒に高みを目指していきたい」と語った。
一方で2019年にパリFCから移籍金800万ユーロで加入し、これまでシュトゥットガルトでは公式戦通算83試合に出場して25得点、15アシストをマーク。2度の大怪我を含む浮き沈みの激しい時間を過ごしてきた24歳のアタッカーは「シュトゥットガルト首脳陣からの信頼に感謝しているよ。ここは非常に居心地がよくクラブは僕が成長し続けていくために素晴らしい環境を提供してくれているんだ。シュトゥットガルトとその素晴らしいファンたちと共に成功をおさめていきたい」と述べている。
ギラボギへの関心にヴォルフスブルクから苦言
VfBシュトゥットガルトでは今冬の移籍市場において、経験豊富な中盤の補強候補としてVfLヴォルフスブルクの、ジョシュア・ギラボギへと関心を抱いているところだ。これについてイェルグ・シュマッケ競技部門取締役は「我々の選手に値札をつけ、勝手に商品棚に陳列することは正しいことではない」と、ヴォフスブルガー・アルゲマイネに対してコメント。「関心を抱いたのならまず我々と話をすべきであり、それ以外のことは誠実なものとよべるものではないさ」と言葉を続けた。
確かにラバディア新監督とヴォールゲムート新SDは直接、ジョシュア・ギラボギの名前について口にすることは控えてはいるものの、その一方で敢えてシュトゥットガルト側が無償での獲得を目指していることなど、意図的にリークして移籍金の価格値下げを目指しているとヴォルフスブルク側はみているようだ。ただいずれにせよギラボギとの契約は今季までで本人に延長の意思がないことから、今冬に売却できなければ半年後にはフリーでの退団を余儀なくされる。
ヴィマー監督がオーストリアへ
オーストリア1部オーストリア・ウィーンは、ミヒャエル・ヴィマー氏を新監督として招聘したことを発表した。冬季休暇前にVfBシュツットガルトにて暫定監督を務めていた42歳は、12月初めに退任したマンフレッド・シュミット監督の後を継ぐことになり、就任初戦となる2月12日のオーストリア・クラーゲンフルトとのホーム戦へ準備を進めていく。
シュトゥットガルト、ソーサやカラソルらが不在
新年に入り練習を再開したシュトゥットガルトだが、ただそこではコンスタンティノス・マヴロパノス(内転筋)とタンギー・クリバリ(大腿)、エメル・ベヤズ(アキレス腱)、ローリン・ウルリヒ(感染症の後遺症)、クリス・フューリヒ(2度の手術から回復中)らはまだ本格復帰の時期はみえていない。ボルナ・ソーサはカタールW杯後も、鼠蹊部の筋肉痛に悩まされてミュンヘンにて治療中。再開2週目での復帰が望ましい。なおイビサ島で昨夏に性的暴行容疑で勾留されていたアタカン・カラソルは、まだ訴訟は継続し保釈中のためにスペイン領事館にこの日も定期的に訪れている。
🗣️「ここが大好きだし、#VfB の素晴らしいファンと一緒に成功を収めたいんだ」#Silas2026pic.twitter.com/oXvvhKiQXe
— VfB Stuttgart_JP (@VfB_JP) January 2, 2023