シュトゥットガルト、セルビア期待のミロセヴィッチ獲得へ

©️IMAGO/Aleksandar Djorovic

　ＶｆＢシュトゥットガルトはヨヴァン・ミロセヴィッチを獲得することが明らかとなった。Ｕ１７欧州選手権得点王にも輝いたセルビア期待の１７歳の若手選手については、前任のスウェン・ミスリンタトＳＤが進めていたことから動向が注目されていたが、最終的には移籍金１２０万ユーロを投じる形で２０２７年までの契約を締結。ただし夏までは引き続きＦＫヴォイヴォディナ・ノヴィサドに残り、その後にシュトゥットガルトに渡ることになるという。

　ただこのような期待の若手選手の獲得という例で振り返ったとき、トルコのフェネルバフチェ・イスタンブールから大きな期待をもって迎えられていた、エメル・ベヤズの例は見逃せない。２０２１年夏に加入し、１年後にはブンデス２部１.ＦＣマグデブルクに武者修行に出たものの、わずか半年で帰還。期待に応えきれない１年半を経て現在シュトゥットガルトの冬季合宿に参加している。

カラソルが遅れて合流

　そこに２日遅れで合流したのが、アタカン・カラソルだ。２６歳のトルコ代表ＭＦは、アキレス腱の問題のためにランニングセッションに終始したことがクラブ側より発表。ただし合流が遅れたのは昨夏にイビサ島での性的暴行容疑で再勾留された訴訟がまだ残っており、シュトゥットガルトのスペイン領事館に定期的に訪問しなくてはならなかったためだ。