2023/01/30

シュトゥットガルト、原口元気とギル・ディアス獲得を発表

©️IMAGO/Matthias Koch

 もう間も無くしてナウィル・アハマダのクリスタル・パレス移籍によって資金を手にするVfBシュトゥットガルトは、移籍市場最終日を前日に控えた月曜日に既報通り、原口元気とギル・ディアスを獲得したことを発表した。なお1.FCウニオン・ベルリンとの契約をこの夏まで残していた原口元気の獲得には100万ユーロほどが支払われる模様。新天地とは2024年までの契約を締結。

 これまでヘルタ・ベルリン、フォルトゥナ・デュッセルドルフ、はノーファー96、そしてウニオン・ベルリンなどでブンデス通算160試合に出場してきた同選手について、ヴォールゲムートSDは「すでにドイツ、ブンデスリーガに精通しており、ここでの慣れにさほど時間は要さないだろう」とコメント。「自分自身のみならずチームのために努力を惜しまないメンタル面で強い選手だ」と言葉を続けている。

ギル・ディアスの獲得も発表

 さらにこの日はベンフィカ・リスボンよりギル・ディアスの獲得も発表。左サイドではあれば前後でプレー可能な柔軟性をもつ左利きのMFについて、「短期的にはティアゴ・トマスの負傷離脱への穴埋めとして、そして長期的にもチームにとってアウトサイドでフレキシブルに起用可能な貴重な戦力だ」と評価。ベンフィカ側はスリム化をめざすため同選手の放出を目指しており、これによってディアスはポルトガル、イタリア、イギリス、ギリシャ、そしてスペインに続く、新たな国での挑戦に臨むことになった。

ラバディア監督、ミュラーの先発続投を明言

 なお火曜日にはドイツ杯16強、ブンデス2部SCパダーボルンとの一戦が控えているところだが、今冬より指揮をとるブルーノ・ラバディア監督は、ここのところミスが目立つGKフロリアン・ミュラーの先発続投の考えを明言し、また頭部負傷のコンスタンティノス・マヴロパノスやふくらはぎを負傷中のサイラスについては「練習で見極めていきたい」一方、インフルエンザに感染したローリン・ウルリヒ、腹筋を負傷中のティアゴ・トマス、股関節に問題を抱えるボルナ・ソーサは確実に欠場する。

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