2023/02/08
原口元気で日本人選手7人指導のラバディア監督「彼らはピッチで変貌する」

©️IMAGO
週末に行われたヴェルダー・ブレーメン戦において、VfBシュトゥットガルト移籍後初先発を果たした原口元気。ここまでの印象について、ブルーノ・ラバディア監督は「まだ知り合って間もないが、ただ彼のもつメンタリティには好印象を抱いているよ」との考えを明らかにしたと、地元メディアSWRが報じた。
それ以前には別の地元メディア、BW24に対してフランク・ヴォールゲムートSDが「彼はプレーに高いインテンシティをもって臨む選手。そしてそれと同時にプレーも安定している。またその内面性も印象的で、彼は実直で努力家だ」と評価していたが、これには指揮官も「それが話題となってくるよね、彼のもつそういった部分は、まさに我々に欠けている要素なのだから」とコメント。実際まだ加入から1週間も経過していないにも関わらず2試合に出場、週末はさっそく先発起用されている。
「より攻撃的なポジションで、セントラルミッドフィルダー、もしくはトップ下という感じ」という原口と共に、中盤を形成した遠藤航や、その背後にいた伊藤洋輝など、同胞たちからも「ピッチ上でのサポートを受けられている。ただ一方では元気自体が我々に良い技術をもたらしてくれているんだ」とラバディア監督。「元気は非常に冷静な人間だ。その精神性を私は好んでいるよ」と言葉を続けた。
かつてシュトゥットガルトで指揮をとった際に、岡崎慎司、そして酒井高徳らも指導した経験をもつラバディア監督は、「日本人選手は非常に物静かなタイプが多い、だがピッチ上では面白いほど違って変貌する、それがとても重要なポイントとなっているのだよ」とコメント。そして「今はシュトゥットガルトで仕事をしている日本人選手は5人いるが、彼らは非常に良い育成をうけており、またとても熱心に取り組んでいるよ」との評価を述べている。