2023/04/03
シュトゥットガルト、ラバディア監督への最終的結論は出されず

©︎IMAGO/Pressefoto Baumann
ベルリンで喫した0−3での敗戦後、もはやVfBシュトゥットガルトにおけるブルーノ・ラバディア監督の時間は、すでに終わりを迎えているようにも見受けられていた。しかしながら日曜日に長時間にわたって行われた状況分析、そしてクラブ首脳陣による話し合いの結果、現時点においては最終的な結論は出されないままとなっている。短い夜があけ日曜の早朝には、VfBシュトゥットガルトのクラブ首脳陣は練習場へと集結し、そしてウニオン・ベルリン戦における敗戦への分析を行っていた。そこでラバディア監督の今後についても評価がなされているが、キッカーが得た情報によれば現時点での結論はまだ出されていない模様。その間に指揮官は選手たちのトレーニングを普段通りに指揮している。
確かにアレクサンダー・ヴェーレ代表とファビアン・ヴォールゲムートSDは共に、今冬より招聘したばかりのベテラン指揮官に対する信頼を強調してはいたものの、まだその最終的な指示を得られたわけではない。ただ別の解決策を模索しようにもそう簡単ではない状況もあるようで、後任候補として浮上していたマルクス・ギズドル監督の就任の可能性は限りなくゼロに近いようだ。さらに昨季にヘルタの窮地を救ったフェリックス・マガト監督についても、ヴォールゲムート氏とヴォルフスブルク時代に繋がりがあるとはいえ同様の模様。ファンからも人気の高い元指揮官ハネス・ヴォルフ監督も変わらぬ状況にあるようだ。ラルフ・ハーゼンヒュットル監督やアディ・ヒュッター監督は異なるビジョンを思い描いているようで、一方で元シュトゥットガルトの選手で現在ローザンヌ・スポルトで指揮をとる元スイス代表、ルドヴィク・マグニン氏の可能性も指摘されているところ。