2023/04/05
独誌kicker移籍情報:〜4月4日まとめ

ドイツNo1サッカー専門誌『キッカー』より、ブンデスリーガを中心とした欧州サッカーの主要移籍情報Live Tickerを翻訳・掲載。さらに日本人選手が所属するブンデス2部のクラブの情報もご紹介しています。
バジャドリード、ペッツォラーノ監督招聘を発表
降格の危機にあるスペイン1部レアル・バジャドリードは月曜日にホセ・ロホ監督を解任していたが、その翌日となる火曜日にはその後任を発表した。今回リーガ・エスパニョーラで16位につけているアルビビオレタスの浮上を託されるのは、ウルグアイ人のパウロ・ペッツォラーノ監督。直近ではブラジルのクルゼイロ・ベロオリゾンテで指揮をとっていた39歳の契約は2024年の夏まで。
パリSG:ガルティエ監督は風前の灯?
2023年に入ってから公式戦8敗目を喫した、パリ・サンジェルマン。そこではクリストフ・ガルティエ監督に対して批判の声が向けられており、通常であればシーズン中ではあまり介入しないクラブ首脳陣も、どうやら仏紙レ・キップによれば動きに出る可能性があるようだ。56歳の指揮官にはランス戦とニース戦の2試合でチャンスが与えられ、もしもそこで結果を残せなかった場合は袂を分つ決断を下すことになるという。
ルーク・ショー、マンUと契約延長
マンチェスター・ユナイテッドとルーク・ショーは、2027年6月30日まで契約を延長することで合意に達した。27歳のDFは2014年にサウサンプトンから移籍して以来、これまで約10年間にわたってクラブに在籍しており、そのなかで249試合に出場。ジョン・マートフSDは、「彼はその卓越した技術に加えリーダーシップの資質も兼ね備えており、皆が今後何年にもわたって彼がマンチェスター・ユナイテッドのシャツに袖を通すのを楽しみにしている」と語った。
レヴァークーゼン、若きブラジル代表SB獲得
レバークーゼンは新戦力の獲得を発表した。20歳の右SBアルトゥールをブラジル1部アメリカFCから来季より加入。先日ブラジル代表デビューを果たした同選手とは、2028年までの契約を締結しており、移籍金額はおよそ600万ユーロとみられているところ。
シュトゥットガルト、ヘーネス監督を招聘
VfBシュツットガルトは月曜日に監督交代を敢行した。ブルーノ・ラバディアと決別し、その後任としてセバスチャン・へーネスを招聘。かつてTSGホッフェンハイムで監督を務め、ユースレベルではRBライプツィヒやFCバイエルンで監督を務めてきた40歳は、ペレグリーノ・マタラッツォ、ミヒャエル・ヴィマー、ラバディアに続き、今シーズン4人目の監督を務めることになる。
シュトゥットガルト、ラバディア監督解任を発表
VfBシュツットガルトはブルーノ・ラバディア監督と袂を分かつ決断を下した。昨年12月に復帰したばかりの57歳の指揮官は2025年までの契約を結んでいたものの、リーグ戦11試合中7試合で敗戦、1勝しかできず、その結果、ウニオン・ベルリンに敗れて最下位に転落しているところ。
バジャドリードもマルティン・ロホ監督解任
エスパニョール・バルセロナに続き、残留争いの最中にあるレアル・バジャドリードもまた、レアル・マドリードにに1−6と大敗を喫した翌日にマルティン・ロホ監督解任を発表した。
エスパニョール、マルティネス監督を解任
リーガエスパニョーラにおいて降格の危機にあるエスパニョール・バルセロナは、ディエゴ・マルティネス監督と袂を分かつことを決意した。土曜日に行われたFCジローナ戦で敗戦を喫し現在は17位と低迷しており、昨夏に就任していた42歳の後任としては、ルイス・ガルシア氏の復帰の可能性が取り沙汰されているところ。
スタフィリディス残留を目指すボーフム
コンスタンティノス・・スタフィリディスとVfLボーフムとの契約は、今シーズンいっぱいをもって満了となるが、クラブとしては残留を希望しているもののギリシャ人SBとの交渉は止まったまま。どうやらブンデス残留にもかかっているようで、選手自身としては残留を想像できる模様。
フライブルク、シルディリアと契約延長
SCフライブルグはキリアン・シルディリアとの契約を延長した。20歳のフランス人ディフェンダーは2020年にFCメッツから加入、翌年からトップチームでプレーしいまや主力の一角を担っているところ。これまでブンデス、ドイツ杯、ヨーロッパリーグで41試合に出場している。なお最近ではレヴァークーゼンが関心を示していた同選手との契約期間は、通例通りフライブルクからは明かされていない。
バイエルン、マティス・テルを武者修行に?
今夏にスタッド・レンヌから2000万ユーロでバイエルンに加入した、現在負傷中のマティス・テルの来季はいまはまだ見えていない。トーマス・トゥヘル監督次第にもなるが、今季21試合に出場して17得点をマーク中の17歳には、現在レンタルでの武者修行も検討されている模様。
パヴァール、バイエルン残留の可能性は?
現時点においてバイエルンにおけるベンジャマン・パヴァール(27)の今後は全く未知数だ。フランス代表DFとの契約は2024年までとなっており、彼自身も過去にしばしば退団をちらつかせた経緯があるものの、一方でまだ残留も想像できるようで、今は止まっている交渉の再開からの展開を待つことになる。
ジョアン・カンセロ、バイエルン残留の可能性は?
今冬にバイエルンが獲得した際には大きな注目を集めていた、ジョアン・カンセロ。だが今のところはまだ28歳ののポルトガル人選手は、マンチェスター・シティにいたときのような定位置を確保できていない。そのためシーズン終了後に7000万ユーロの買い取りオプションを行使することは現時点では期待できないが、ただ再交渉により金額が引き下げられるのであれば交渉の余地はあるかもしれない。
シュトゥットガルト、次期監督候補いブレシン氏浮上
VfBシュトゥットガルトでは昨年12月より就任したばかりのブルーノ・ラバディア監督の進退問題が早くも取り沙汰されており、そこでの候補の1人としてあがっているのがアレクサンダー・ブレシン氏。かつてシュトゥットガルトで選手として所属した経験ももつ49歳は、ベルギーのKVオーステンデや、直近ではジェノアで指揮をとり、ちょうどラバディア監督就任時期に解任となったが、まだそこで2024年6月30日までの契約を残しているところ。
チェルシー、ポッター監督解任を発表
この1敗の代償はあまりに大きなものとなった。アストン・ヴィラとの0:2戦の後、チェルシーFCはグレアム・ポッター監督と袂を分かつことを決断。昨年9月に就任したばかりの元ブライトンの指揮官は、CLではドルトムントを下し8強入りを遂げたものの、リーグ戦では11位に低迷していた。
シュティンドル、グラードバッハとの結論はまだ
グラードバッハとラース・シュティンドルの契約はこの夏いっぱいまでだが、まだ主将の来季の動向は不明となったまま。ケルン戦後DAZNにて「非常に良いコミュニケーションを取っている」と語り、クラブが「計画の安全性を必要としている」という事実に理解を示しつつ、。それでもクラブが時間を与えてくれていることに「リスペクトしあえる関係」と感謝。ただ「この年齢で新しい契約を結ぶことは、今後の人生にとって根幹的な部分に関わる」ことから時間を要していることを明かしている。
シンドラー、ケルンへの残留希望を明言
ケルンとの契約を今季いっぱいまで残すキングスレイ・シンドラーは、グラードバッハ戦で活躍をみせた後のインタビューにて、DAZNに「良いアピールになったかな」とコメント、ここで快適に過ごしていることを強調しており、「チームメイトも監督も素晴らしく、それに娘はここで生まれた。それ以上に何がいえるだろう」と残留への希望を公言している。
アランギス、レヴァークーゼンから古巣へ即座に復帰
すでにレヴァークーゼンからの退団が明らかとなっていたチャールズ・アランギスだが、即座にブラジル1部SCインテルナシオナル・ポルトアレグレに移籍することが明らかとなった。チリ代表MFは2015年に同クラブから加入。レヴァークーゼンとの契約はこの夏いっぱいまでとなっていた。
レスター、ロジャース監督の解任を発表
レスター・シティは土曜日に直接のライバルであるクリスタル・パレスに敗れ、下位に低迷する事態からの打開をはかるため、ブレンダン・ロジャース監督の解任を決断した。4年以上にわたり指揮をとってきた50歳の後については、ひとまずはアダム・サドラー氏とマイク・ストーウェル氏が暫定的に指揮をとる。