2023/04/04

シュトゥットガルトのへーネス新監督「私には明確なアイデアがある」

©︎IMAGO/Sportfoto Rudel

 昨日に解任が発表されたブルーノ・ラバディア氏の後継として、就任が併せて発表されたばかりのセバスチャン・へーネス監督。本日午後から初めてチームとの対面、そして最初のトレーニングを行った後、その足でバスに乗りドイツ杯準々決勝の開催地、ニュルンベルクへと向かう慌ただしいスケジュールが待っているところだ。「あまり時間がないね」そう語った40歳の指揮官は、「自分のペースを崩さないよう。すぐに物事が始まるのは好都合だよ」と思い悩む暇がないことをメリットとして強調。「そこでは確かな現実主義をもつことが重要だ。私はホッフェンハイムで2年間監督を務め、そしてテレビでもブンデスリーガの試合をみていたから、このチームのことはよく知っている。いつだってVfBシュトゥットガルトは厄介なチームで、多くの選手はそのままプレーし続けているんだ」と言葉を続けている。

 つまりまず目指すところとしては、まず今回の試合から早速「厄介なシュトゥットガルト」に戻すことにあるということ。「私には明確なアイデアがある。ニュルンベルクのことは知っているし、どういう戦いが待っているかもわかっている。これを受け入れていくということだ」との考えを示しつつ、「いまはまだ戦術はさほど重要ではない。自分たちがもつ考えをピッチに反映させていくため、そして物事をうまく動かしていくためシンプルな手順を踏んでいくということ。」と説明した。そのためここのところ失われていた「遊び心と積極的なアプローチ」を信条に「パッションとコミットメントに満ち溢れた」姿勢を要求。「これが根幹となるものだよ。チームがもつポテンシャルを発揮させていきたい。そのためには個人だけでどうこうなるものではない。チームとして一丸となって行動しないと。」

 なお基本的にへーネス監督は前任者のコーチ陣を引き継ぎ、ただトラレスACとアスレティックコーチのカーン氏はラバディア監督と共に退団。ザックス分析担当の今後はまもなく明らかとなる見通しだが、経験豊富なクレシドロ氏をACに据えて、これからまず「自分自身のイメージを掴んでいきたい。今はまず短期的なところとして雰囲気を変えていきたいと思う。それ以外のことは時間とともに解決していくものだ」との見方を指摘。具体的には「ニュルンベルクとのドイツ杯という大きな課題を乗り越えて、そしてブンデスリーガでの残留を果たすということ。それからは晴れて正しい方向への道筋をつけていくために、カミソリのような鋭さをもって分析をすすめていきたい」と、かつて元ドイツ代表FWの父がプレーし自身もユース選手として在籍した「このクラブのことを強く信じている」と意気込みをみせた。

ヴェーレ代表、ラバディア氏との契約問題は「良い解決策をみつけた」

 その一方でラバディア監督は解任の通告を月曜日に、アレクサンダー・ヴェーレ代表の自宅で知らされたという。そこにはヴォールゲムートSDも参加し、上層部による「全会一致での解任」を「非常に心苦しい思い」で伝えたとのこと。しかし財政難にもあえぐシュトゥットガルトとしての問題点は、わずか4ヶ月で後にする指揮官との契約は新指揮官と同じ2025年夏まで設定されていることにもあるが、ただこのことについてヴェーレ代表は「契約に関することなので具体的な数字はいえない」としつつ、「降格の場合でも残留の場合でも、シュトゥットガルトにとって公平かつ良い解決策を見出している」とも語っている。

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