ミスリンタトＳＤ、アヤックス就任間近に

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　アヤックス・アムステルダムではスウェン・ミスリンタト氏の招聘に近づいている。長年ブンデスリーガを主戦場としてきた同氏は、昨年２月に性差別の疑いで退任となったオーバーマルス氏の後任としてＳＤ職に就任する見通しとなっており、ドイツ通信社によればすでに両者は最終的な詰めの段階にまで入っているとのこと。

　そのオーバーマルス氏と同じ５０歳のミスリンタト氏は、まずボルシア・ドルトムントにてスカウトからチーフスカウトへと昇格。００６年より過ごした同クラブを２０１７年にアーセナル移籍で後にすると２０１８／１９シーズン後からシュトゥットガルトに加入。当初はブンデス２部にあったがブンデスリーガ昇格、さらには残留まで確定させており、マタラッツォ監督による１０００日政権の樹立にも貢献していた。

　しかしながらヒツルスペルガー氏の後任となったアレクサンダー・ヴェーレ代表との延長交渉は、伝えられるところでは役職の職務範囲の制限がネックとなり退団。現在はヴォールゲムート氏が後を受け継いでおり、その前にはマタラッツォ監督も退任。シュトゥットガルトの立て直しに導いた３役全てがクラブを後にすることになる。ちなみに監督についてはそれ以降はブルーノ・ラバディア監督、そして先日にはセバスチャン・ヘーネス監督と、半年も経たないうちにヴィマー暫定監督含め、監督交代劇が目まぐるしく繰り返されている。