2023/04/10
ドイツ杯4強抽選会:昨年決勝と同じ顔あわせ、5人の日本人対決も

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ドイツ杯2022/23シーズンの準決勝の組み合わせが、抽選会の結果で確定した。そのうちの1つは1年前に開催された決勝戦、PK戦の末に勝利したRBライプツィヒと涙を呑んだSCフライブルクとの再戦となっている。果たして準々決勝でバイエルン・ミュンヘンを撃破したその勢いで、堂安律らフライブルクの選手たちは昨シーズンのリベンジを果たすことができるだろうか?少なくともドルトムントもすでに敗れた今、優勝最有力候補はライプツィヒにほかならない。ブラウディガム広報担当も「我々は前回王者であり、今回それを防衛する機会を得られればより一層に素晴らしいこと」とコメント。敵地フライブルクでの一戦にも「フライブルクはミュンヘンでバイエルンを撃破したのだ。我々がフライブルクでフライブルクに勝利しない理由はない」意気込みをみせる。
もう1つの組み合わせは長谷部誠と鎌田大地が所属するアイントラハト・フランクフルトvs遠藤航と原口元気、伊藤洋輝らが所属するVfBシュトゥットガルトとなった。「Sportschau』の取材に応じた元フランクフルトのウリ・シュタイン氏が、「可能性のある選択肢のなかでは最もやりやすかった相手」として安堵の表情をみせた一方、この日に抽選会に参加した元シュトゥットガルトのトーマス・ヒツルスペルガー氏は「ホーム戦でドイツ杯準決勝、スタジアムは凄まじいことになるだろうし、選手たちも力の限りを尽くすだろう。これこそまさに絶好の機会というものだ。用意な選択肢などではない」と反論した。実際にシュトゥットガルトではへーネス新監督就任以降は短期的ながら上昇気流に乗っており、ドイツ杯16強でニュルンベルクに勝利後、週末のボーフムとの下位直接対決でも3−2とアウェイ戦で貴重な勝利をおさめている。