2023/05/05
シュトゥットガルト:マヴロパノス離脱。カラソルも欠場の中、代役候補に伊藤洋輝や原口元気ら

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ヴァルデマール・アントンとティアゴ・トマスの復帰が見込まれる中で、VfBシュトゥットガルトのセバスチャン・ヘーネス監督は、アタカン・カラゾルとコンスタンティノス・マヴロパノスの穴埋めに追われることとなる。フランクフルト戦にて下肢を負傷した同選手について、「少し良い感じにはなっていて、昨日よりも歩けるようになっている」と明かしたものの、「明日の試合ではプレーできない」とコメント。さらにその後のバイヤー・レヴァークーゼン戦でも欠場が見込まれているという。
なおセンターバック陣としては出場停止明けの伊藤洋輝、ダン=アクセル・ザガドゥ、ヴァルデマール・アントンら3枚が控えているものの、ただアントンについては胃腸の問題で水曜日は練習を途中で切り上げた。「ただ昨日の反応はポジティブなもので、これから、そして明日にももう1度確認して、どうできるかみてみることになる」と指揮官。負傷を抱えていたが「今は通常通りに練習できていた」ティアゴ・トマスと同様にオプションとなる可能性はある。
またアタカン・カラソル関しては、遅延行為によって受けた警告のために出場停止にあり、「ここで監督をしてきて、とてもポジティブな印象を受けていた選手」の不在にヘーネス監督も落胆。「ピッチ上では重要なサポート役としても主役としても良いプレーをたくさん見せてくれていた」と言葉を続けたが、ただ「穴埋めできる布陣は揃っていると自負している」とも強調。
「原口元気やニコラス・ナルテイといった、とても良い選択肢があるんだ。ただまだ最終的にどの選手を起用することになるかは、明日にならないとわからないよ」と語った。もしも最近うまく機能している4−3−3システムであれば上記2選手、ただ試合から遠ざかっていることを踏まえるならば、3−3−2−2システムや3−3−2−1−1システムへの変更も考えられるだろう。
ヘルタはほぼ全員がオプションに。ヨヴェティッチは「自分で判断」
一方で今回対戦するヘルタでは、長期離脱中のケリアン・エンソナを除き、全選手がひとまずオプションということに。「あとヨヴェティッチがいければ、真のトップ下がそこに加わることになるよ」とダルダイ監督はコメント。33歳のアタッカーは筋肉系の負傷から回復を目指しているところだが、ここまで思うような回復はまだみられておらず、先発か途中出場かなど「選手自身の判断による」という。仮にこのままプレーができたとしても契約に含まれる延長オプションの自動更新となる出場試合数には届かないことから、高額サラリーも含めヘルタでの時間は残りわずかということにはなるだろう。