シュトゥットガルト、伊藤洋輝との契約は２０２５年迄ではなく２０２６年迄

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　VfBシュトゥットガルトにおけるキープレーヤーの１人となっている伊藤洋輝だが、キッカーが得た情報によれば同選手と当初２０２５年まで結ばれているとみられていた契約は、実際には２０２６年までの期間で結ばれていたようだ。当初ジュビロ磐田から１年間のレンタルで加入していた伊藤は、２０２２年５月に買い取りオプションの行使により完全移籍。わずか４０万ユーロの獲得となっており、当時のミスリンタトＳＤは「ヒロキはここ数ヶ月のうちに、新しい環境へと非常に早く順応して、日本の２部リーグからブンデスへと昇を即座に果たしてみせた」と評価していた。

　とはいえ伊藤洋輝はこと財政的に苦しい状況にあるシュトゥットガルトにおいても、決して売却候補というわけではない。むしろさらにシュトゥットガルトでの成長を期待しているところであり、その点ではミスリンタト氏の後任となったヴォールゲムート氏にとっても、今回判明したより長い契約期間は、日本代表DFに関心を示す他クラブとの交渉で一回り余裕をもって交渉に臨むことができるだろう。まだ２４歳という年齢の伊藤は守備的ポジションではフレキシブルにプレー可能で、さらに先日のペルー代表戦では２０メートルの距離から先制点をマーク。無論シュトゥットガルトでは３７試合で１得点２アシストと攻撃面での改善の余地はあるものの、それをへーネス監督の下で継続していくことは決して悪いプランではないはずだ。