2023/07/25

カイテル獲得失敗のシュトゥットガルト、田中碧に関心

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 ゴールキーパー補強の目処はアレクサンダー・ニューベル(バイエルン)獲得で目処がついた、VfBシュトゥットガルト。さらに守備的な中盤の補強についてはヤニック・カイテル(フライブルク)獲得をセバスチャン・へーネス監督は求めていたのだが、しかしながらドイツU21代表の売却には500万ユーロが求められていたとされ、これは財政難に喘ぐシュトゥットガルトにとってあまりに高額。そもそも他クラブからの関心も寄せられていたことからも、獲得への道のりははじめから困難が予想されていた。

 ただ資金面については例えばコンスタンティノス・マヴロパノスなど売却によって改善される見通しではあり、その中で中盤の補強に向けて別の選択肢も模索。そこで候補の一人となっているのが、ブンデス2部デュッセルドルフに所属する、田中碧だ。仮に入団となれば遠藤航、伊藤洋輝、原口元気、岡田怜、チェイス・アンリに続く日本人選手5人目の加入となるが、ただこちらも決して安い買い物とはいえず、アイントラハト・フランクフルトなど他クラブからの関心も寄せられているところだ。

フライブルク、ギュンターが引き続き主将に

 その一方でフライブルクでは来季も引き続き、クリスチャン・ギュンターが主将を務めることを発表。副主将にはヴィンセンツォ・グリフォとマキシミリアン・エッゲシュタイン、そしてニクラス・へフラーとルーカス・ヘラーが残る選手評議会のメンバーとなった。ギュンターは「これからこのメンバーと責任ある仕事を全うしていけるよう楽
しみにしているところだよ」と意気込みをみせている。

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