「伊藤洋輝は売却しない」アヤックスにシュトゥットガルトが断り

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　ドイツの大衆紙ビルトはアヤックス・アムステルダムから、オランダのテレグラフ紙が１６００万ユーロを提示したとされる、伊藤洋輝について、VfBシュトゥットガルトのファビアン・ヴォールゲムートＳＤが、「洋輝は我々の構想において、決して欠かすことのできない存在であり、現時点において彼を売却することは考えにない」と語ったと報道。そしてかつてその伊藤洋輝をシュトゥットガルト時代に獲得していた、スウェン・ミスリンタト氏がＳＤを務めるアヤックスもこれを受け入れたようで、先日にはブンデス２部ザンクトパウリから、ヤコフ・メディッチを移籍金３００万ユーロほどで迎え入れるとみられている。

　当初ジュビロ磐田から１年間のレンタルで加入していた伊藤は、２０２２年５月に買い取りオプションの行使により完全移籍。ちなみにわずか４０万ユーロの獲得となっており、当初２０２５年まで結ばれているとみられていた契約は、実際には２０２６年までの期間で結ばれていたようだ。これにより守備的ポジションではフレキシブルにプレー可能な、まだ２４歳の日本代表ディフェンダーについて、ヴォールゲムートＳＤはさらにひとまわり余裕をもって、他クラブとの交渉に臨むことが可能となっているところ。