2023/08/10

シュトゥットガルト、遠藤航が引き続きキャプテン。契約延長にも尽力

©︎IMAGO/Every Second Media

 木曜日に行われた記者会見の席にて、VfBシュトゥットガルトのセバスチャン・ヘーネス監督が今季のキャプテンに関する質問に答えた返答は、決して驚くべきものではなかったといえるだろう。2021/22シーズンの降格争いで決定的なゴールを決めて以来、ファンから “レジェンド “の愛称で親しまれている遠藤航が、予想通りに引き続き遠藤航が、シュトゥットガルトのキャプテンとしてチームを牽引していく。

 ベルギー1部シントトロイデンから加入して以来、シュトゥットガルトの中盤を支えてきた30歳の日本代表MFについて、ヘーネス監督は「彼は我々にとっての顔であり、そして絶対的なファイターだ」と評価。それゆえ来夏まで残されている同選手との契約延長を、クラブ首脳陣が全力を尽くしていることにも違和感を覚える必要はないだろう。そして副主将として支えるのも引き続き、「重要なリーダー」であるヴァルデマール・アントンだ。

 なお選手評議会メンバーについてはその遠藤、そしてアントンに加え、ダン=アクセル・ザガドゥ、パスカル・シュテンツェル、アタカン・カラソル、そしてファビアン・ブレッドロウと、ボランチ(遠藤とカラソル)、センターバック(アントンとザガドゥ)、サイドバック(シュテンツェル)、ゴールキーパー(ブレッドロウ)と守備的メンバーで構成。ただ後者2人に関しては今季爆アップ要員と目されており、特にブレッドロウは股関節負傷のため来週からチーム練習復帰の見込み。

 また今回のドイツ杯初戦、ブンデス4部相当のTSGバリンゲン戦にむけては、そのほかにもボルナ・ソーサ(イエロー・レッドで出場停止)、デニズ・ウンダフ(外側靭帯断裂)、ヨシャ・ヴァグノマン(中根足のストレス反応)、ニコラス・ナルテイ(膝の手術)、トーマス・カスタナラス(中根足骨折)、マキシミリアン・ミッテルシュテット(膝の内側靭帯)、ラウリン・ウルリッヒ(扁桃腺の手術)が欠場する。

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