シュトゥットガルト安堵、セール・ギラシの例外条項は行使期限切れ

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　VfBシュトゥットガルトにとっては、ひとまず安堵といったところだろう。当初８月２０日までと見られていたセール・ギラシの例外条項行使期限だったが、スカイなどが報じているようにそれは昨晩いっぱいまでだったようで、つまりは選手と合意したクラブとは１５００万ユーロで手放すほかなかったシュトゥットガルトは、これからは自由に移籍交渉を行うことが可能ということになる。特に契約はこの春に締結された２０２６年夏まで有効のため、昨季２２試合に出場して１１得点をマークしたチーム得点王を手放す必要に駆られているわけではない。

　とはいえギニア代表ＦＷは国際舞台での活躍を希望していたという背景に加え、アヤックス・アムステルダムなど複数のクラブから関心が持たれていたこと、そして先日に獲得したＦＷデニス・ウンダフがしばらく離脱を余儀なくされたこともあり、仮に移籍となった場合にはシュトゥットガルトにとって頭の痛い問題になる可能性は十分にあった。それでもまだ資金力で優位なプレミアリーグ、ノッティンガム・フォレストやニューカッスル・ユナイテッドなどからの関心も引き続き寄せられており、条件次第では応じる可能性はもちろん否定することはできない。