１４得点でブンデス席巻中のギラシ。今冬に２千万ユーロで移籍可能？

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　今シーズン開幕から８試合で１４得点をマークするなど、まさにブンデスリーガを席巻する活躍をみせている、VfBシュトゥットガルトのセール・ギラシ。現在は左のハムストリングに軽度の筋損傷がみられるため離脱中だが、しかしながらその数週間の離脱の間もやはり話題はギラシ中心。火曜日にスカイは同選手の契約には、この冬からさっそく行使可能となる、例外条項の存在があることを明らかにした。そこで設定された金額は、２０００万ユーロ。ちなみにそれからまもなくして、移籍専門家ファブリツィオ・ロマーノ氏はおよそ１７５０万ユーロであると伝えている。

　そもそもギラシの動向についてはこの春に完全移籍を果たした直後からも、そしてこの夏の移籍市場においても取り沙汰されつづけてきたテーマであり、クラブ側は不安を煽らぬように沈黙を保ち続けたまま。当初に伝えられていた来年夏の例外条項２０００万ユーロの存在についても、クラブ側は否定も、そして肯定もしていない。無論、２７歳のストライカーが少しでも長くチームにとどまるよう、あらゆる手をつくす考えであることは確かだろう。ただ選手側は９月のビルト紙とのインタビューのなかで、移籍の可能性について否定しておらず、「現時点の目的はこのままシュトゥットガルトでのシーズンを終えること」と残留を意識していることを強調。ただいずれにしてもいまは、まず早期の回復を目指し治療にとりくむほかない。