2023/07/22

キール、フィリップ・ザンダーと契約延長。さらに新主将にも指名

©︎IMAGO/Claus Bergmann

 町野修斗が所属するブンデス2部ホルスタイン・キールは金曜日、フィリップ・ザンダーとの契約を更新したことを発表した。来夏までとなっていた契約期間を、さらに2027年まで更新。シュテーファーSDは、「ピッチの内外で責任を背負ってくれる、チームとしての成功の基盤を作ってくれる選手だ」と評価を述べた。「そして彼は人間性においても豊かさをもたらしてくれるよ」

 ロストック出身の25歳は、キールのユースチームからU19、セカンドチームを経て、2018年にブンデス2部デビュー。フェールへのレンタル移籍を経て帰還した後からは、マルセル・ラップ監督の下で中盤の主力として飛躍を遂げているところ。昨季リーグ戦32試合に出場し、キッカー採点平均3.45をマークした同選手は、「クラブ首脳陣といい話ができた。見せてくれた道筋に納得ができたし、僕に対する評価もとてもポジティブに受け止めることができた」と説明している。
 
 さらにもう1つ、ザンダーに嬉しい知らせが届いた。ラップ監督は同選手を新たにキャプテンへと使命。ルイス・ホルトビーやティモ・ベッカーが副キャプテンとして脇を固める布陣となっており、「特に昨シーズンにみせた彼の冷静沈着な姿勢、ピッチの内外における取り組みなどがこの役割では役になつものだと思う。ルイスとティモは積極的にサポートするし、この3人は素晴らしいチームでクラブ内におけるステータスも高いものがあるよ」と期待感を示した。

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