2023/07/25

メッシ、ブスケツ、アルバ、そしてスアレスも共闘?実現のための3つの壁

©︎IMAGO/Sports Press Photo

 まだ8月2日まで開かれたMLSの移籍期間内に、インテル・マイアミは更なる攻勢に打って出るかもしれない。これまでリオネル・メッシ、セルヒオ・ブスケツ、ジョルディ・アルバと、2015年のバルサ主力3選手を獲得した同クラブだが、さらにこれにもう一人のレジェンド、ルイス・スアレスが加わる可能性があるのだ。少なくとも同クラブはMLSからの割り当て資金15万ドルと引き換えに、サンノゼ・アースクエイクスから外国人枠を買い取り。これにより理論上はスアレス獲得へのスペースは確保したことになる。だが乗り越えなくてはならない壁はそれだけではない。

 現在所属するブラジルの名門グレミオは、当然のことながら稀代のストライカーの確保を希望しており、そのため膝の問題で悩まされている36歳は契約解除を求めているようだが、クラブ側は逆に契約履行を主張している模様。またもう1つインテル・マイアミが乗り越えなくてはならない壁はサラリーキャップで、範囲外で最大3選手の登録が可能となるいわゆる特別指定選手制度が設けられているが、それは現在メッシとブスケツ、そしてレオナルド・カンパーナに適用。そのためスアレスがここに入るとなるとカンパーナは移籍するか、もしくは減俸に応じなくてはならない。

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