2023/07/27

ザルツブルクのマティアス・ヤイスレ監督、アル・アハリと移籍で合意?

©︎imago images

 今度の土曜日にはSCRアルタッハとの開幕戦を迎えることになる、オーストリア1部RBザルツブルク。しかしながらマティアス・ヤイスレ監督がすでにクラブを後にしている可能性があるという。サウジアラビアのメディアによれば欧州からの関心も寄せられるドイツ人指揮官は、すでにアル・アハリと移籍で合意に達しているとのこと。契約期間は1年延長オプション付きの2年。

 もしも実現となればオーストリア王者にとってはこの夏セシュコ(ライプツィヒ)、アダム(フライブルク)、オカフォー(ACミラン)の3人のトップストライカーに加え、GKフィリップ・ケーン(ASモナコ)、MFニコラス・ザイヴァルト(ライプツィヒ)の流出に続く、新シーズンに向けた大打撃ということになる。さらにこの夏の移籍市場をもって、クリストフ・フロイントSDもバイエルンに移籍することが既に発表済みだ。

 ただそんな中で実際にザルツブルクがヤイスレ監督の放出に首を縦に振るかはわからない。そもそも契約は2025年まで締結されており、5月末に行われたキッカーとのインタビューにて同氏は、「まったく退団なんて考えてもいないよ」と明言。それともサウジからの魅力的なオファーはその気持ちを翻意させるほどのインパクトを持っていたのか?

 仮に移籍となればそこには2021年夏よりザルツブルクで指揮をとり、これまでリーグ優勝2回、国内カップ戦で優勝、平均勝点数2.28を記録してきた35歳は、この夏加入したロベルト・フィルミノ(リヴァプール)や、エドゥアール・メンディ(チェルシー)らの指導にあたることになる。

欧州移籍情報の最新ニュース