2023/07/27

グラードバッハ、シュテファン・ライナーがリンパ節がんであることを発表

©︎IMAGO/fohlenfoto

 ここのところは主力選手の相次ぐ移籍や、中盤の負傷離脱が続くなど残念な知らせが続くボルシア・メンヒェングラードバッハから、木曜午前に1つ心配な知らせが届いた。病気のために現在の夏季合宿参加を見合わせていたシュテファン・ライナーが、「検査を受けたところ、リンパ節がんが判明した」という。

 その結果オーストリア代表DFはこれから「数ヶ月の治療」を受けるとのことで、ただクラブ側の発表では早期発見で「薬物治療で回復する確率が高く、その後完調したのちに再びプロスポーツとしての生活も可能になる」とのこと。

 ヴィルクス競技部門取締役は、「我々はスティービーが最善の治療を受けられるように、全力でサポートしていくし、彼と彼の家族が多くのパワーと前向きな気持ちを手にしてこの病気と闘っていってもらえればと思う」とエール、さらに選手やその家族らのプライバシーを尊重するようにも求め、治療や治癒過程に関する詳細はいっさい公表されることはなかった。

グラードバッハ、ヴェーバーはエルヴェディに関わらず獲得目指す

 その一方でグラードバッハでは現在、ニコ・エルヴェディがウォルバーハンプトン・ワンダラーズ移籍に近づいていると見られるなかで、その後任候補としてマクシミリアン・ヴェーバーをリーズ・ユナイテッドから迎える見通しなのだが、ただそもそも板倉、エルヴェディ、フリードリヒ、ヤンシュケ(CBと右SBでプレー可能)と右利きのCB4人がいる状況からも、左利きのヴェーバーはエルヴェディに関わらず獲得を目指しており、同じ左のCBとSBをこなしたベンセバイニがドルトムントに移籍した経緯もある。

グラードバッハ、ファビアン・リーダーの獲得も視野に

 またオフェンス面についても強化を視野に入れているようで、スイス1部ヤングボーイズ・ベルンのファビアン・リーダーについては、まだ契約を2025年まで残しており、優先順位や移籍金などでまだそこまでヒートアップしない話題かもしれないが、ただ資金繰りで準備が整えば動きに出る可能性は十分にあるだろう。

ボルシア・メンヒェングラードバッハ ボルシア・メンヒェングラードバッハの最新ニュース