ナポリとオシムヘン、中東移籍に備えた特別な例外条項付きで延長か

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　最近ではサウジアラビアのアル・ヒラルから、週休１００万ユーロというオファーが届いたとされた、ヴィクトル・オシムヘンはむしろＳＳＣナポリとの契約更新を望んでいるという。しかも大変興味深いことに中東からの移籍に備えた特別な条項が含まれる見込みで、欧州内における例外条項が１億１０００万ユーロから１億５０００万ユーロであるのに対し、中東への移籍についてはそれが倍額にまで跳ね上がることになるという。

　その一方で移籍専門家ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、サウジアラビアのアル・アハリがナポリのピオトル・ジエリンスキ獲得に向けて正式にオファーを出したという。２９歳のポーランド人選手は契約最終年度に入っており、日曜に開催されたＦＣアウグスブルクとのテストマッチではメンバー外となっているところ。あとはナポリ側がクラブ間合意に達するか、否かといったところだ。

ナポリ：ロレンツォと契約延長、キムの後釜にナタン獲得

　なお２０１９年にエンポリから加入して以来、ナポリで主力となりいまやキャプテンとなって、セリエＡ奪還で大きな貢献を果たしたジョバンニ・ディ・ロレンツォについては、２０２６年まで残されていたナポリとの契約を、さらに２０２８年まで延長。

　メディカルチェックを無事にクリアし、ＳＳＣナポリはブラジル人センターバック、ナタンの獲得を正式に発表した。昨季セリエＡ王者は契約期間を含め詳細を明かしてはいないものの、ブラジル１部ＲＢブラガンティーノから加入する２２歳の獲得には、メディアの報道によれば移籍金１０００万ユーロが投じられる見通しで、今夏に移籍金５０００万ユーロでバイエルンに渡ったキム・ミンジェの穴埋めが期待されているところ。

Benvenuto Natan! pic.twitter.com/GgekM2XRyL

— AurelioDeLaurentiis (@ADeLaurentiis) August 7, 2023