2023/08/08

スカマッカ、わずか1年で帰国。ウェストハムからアタランタに移籍

©︎IMAGO/Sportimage

 ジャンルカ・スカマッカにとっては、プレミアリーグへの挑戦はあまり良い判断ではなかったということなのだろう。イタリア代表FWはわずか1年で母国に帰還することを決意。昨夏にサッスオーロ・カルチョから移籍金4000万ユーロで加入するも、負傷もあってプレミア16試合の出場でわずか3得点のみにとどまっており、伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトとのインタビューでは、ウェストハムでの時間に不満を漏らし、さらに「ローマは僕の故郷であり、トッティは子供の頃からの憧れ。それにモウリーニョ監督の下でプレーすることを夢見ない選手もそういないだろう」と公言。

 そのため同選手についてはそのASローマと、そしてインテル・ミラノが長く有力な移籍候補として浮上してきた。とりわけASローマではタミー・アブラハムが左膝の前十字靭帯を損傷し手術、長期離脱が見込まれるためより追い風を受けることになるのだが、しかしここで一気にかっさらっていったのがアタランタ・ベルガモ。ラスムス・ホイルンドがマンチェスター・ユナイテッドに売却されたため、その穴埋めとしてアタランタは移籍金2500万ユーロ(さらに成果に応じたボーナスで500万ユーロ追加の可能性)、2027年までの契約締結を発表するに至っている。入団に際し、スカマッカは「僕にとって最高の場所を見つけたよ。それに、昨日すでにベルガモを見て回ったんだ」と新たな自信を共に胸を躍らせた。

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