ロペテギ監督退任のウォルバーハンプトン、ゲイリー・オニール監督招聘を発表

©︎IMAGO/Pro Sports Images

　火曜日にプレミアリーグ開幕直前となって、フレン・ロペテギ監督の解任を発表した、ウォルバーハンプトン・ワンダラーズはその翌日に後任を発表した。ゲイリー・オニール監督と２０２６年夏までの契約を締結。４０歳のイングランド人指揮官は現役時代。ポーツマス、ミドルスブラ、ウェストハム、QPR、ブリストル、ボルトンでプレーした経験をもち、プレミア通算２００試合以上に出場。

　リヴァプールFCのユース部門でコーチのキャリアをスタートさせ、2021年2月にAFCボーンマスにＡＣとして移籍し、2022年夏にプレミアリーグに昇格していた。だがリヴァプール戦での０−９という大敗劇のあとで、クラブとの移籍方針での対立からスコット・パーカー監督が解任されると、オニール氏は暫定監督として、その後には正式にトップチームの監督として指揮。昨季にプレミア残留には導いたものの、それでも退任を余儀なくされた。

　ウルブスの首脳陣は、そんなオニール監督が「フレッシュな空気と新しいアイデアをもたらしてくれることを期待」しており、「彼はモチベーションが高く、強い信念をもった青年指揮官であり、クラブをともに前進させていくために全力でサポートしていく」考えを強調している。

Gary O'Neil has been appointed as our new head coach.

Welcome to the club, Gary 🤝

— Wolves (@Wolves) August 9, 2023