2023/08/14
イタリア代表マンチーニ監督が突然辞任、サウジが代表チームでも引き抜き画策か

©︎picture alliance / ASSOCIATED PRESS
イタリア代表に激震が走った。ロベルト・マンチーニ代表監督が土曜夜に辞任を提出。同氏はのちに自身のインスタグラムにて、「個人的な決断」であると説明し、改めて連盟関係者や選手、そしてファンへの感謝の気持ちを綴った。「大変に名誉なことだった」
特に先週には指揮官に対してイタリアサッカー連盟では、マンチーニのプレースタイルが「機能的に統合」されるべきとしてスクアドラ・アッズーラだけでなく、「同じプレースタイルとプレーシステムが適用される」ためU20とU21の推薦も行うとして、アッティリオ・ロンバルドACがU20代表監督に就任。マンチーニ監督には更なる権力が連盟内で与えられたばかりだったのだ。
当然ながらイタリアサッカー連盟では同氏の慰留に努めたものの、イタリアのメディアによればマンチーニ監督は、サウジアラビアからのオファーを受けていたという。伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトではクラブではなくサウジアラビアの代表チームが、エルベ・ルナール氏の後任としてマンチーニ監督の引き抜きを画策。2018年に就任し2021年ユーロを制した指揮官へ白羽の矢が立ったようだ。
ただイタリア代表は今冬に開催されたカタール・ワールドカップではまさかの出場権を逃す結果となっており、それでも2023年ネイションズリーグでは準決勝にまで進出。これから来年に控えるディフェンディングチャンピオンとしてのユーロへ準備を進める中で、イタリアサッカー連盟は「重要かつタイトな日程」を踏まえて「近日中」に後任を発表したい考えを明らかにした。なおスカイ・スポーツイタリアではアントニオ・コンテ監督、そして昨季ナポリを優勝に導いたルチアーノ・スパレッティ監督を候補として挙げている。
❗️#Mancini ha rassegnato le dimissioni da CT della Nazionale. La FIGC valuterà la migliore opzione per gli Azzurri
Il comunicato 👉🏻 https://t.co/Uy56yfLJ2M pic.twitter.com/Qe2dv5CY5x
— FIGC (@FIGC) August 13, 2023