2023/08/14

チェルシーvsリヴァプール:カイセド争奪戦から、今度はラビオ争奪戦へ

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 長き駆け引きの末にモイセス・カイセドは、本日月曜日にチェルシーFCのメディカルチェックへと臨む運びとなった。21歳のエクアドル代表MFについては、英国メディアによればプレミア史上最高額での買取金額となる、1億3300万ユーロ以上がブライトンにもたらされると言われており、現時点での最高額は同じくチェルシーのエンツォ・フェルナンデス(1億2100万ユーロ)。なお契約期間は2031年までで、さらに1年延長のオプションつき。

 一方でこれを歯痒い思いでみているのはリヴァプールFCで、この夏はジュード・ベリンガムがレアルに、そしてクラブ間でただ1億2900万ユーロで合意には達したと報じられたもののカイセドはチェルシー移籍の流れへ。日曜日の試合後にカイセドについて何か言えることはあるか?との問いに、クロップ監督は「ノーだ」と笑顔を浮かべつつひとこと。そしてポチェッティーノ監督がさらなる補強を求めていることについては、「それはこれまでのチェルシーの指揮官たちも希望していたもので、そしてそれはたいてい実現できている」と揶揄する発言も行なっている。

 ただチェルシーとの争いはこれだけにとどまるかどうかは、まだ定かではない。プレミアから降格したサウサンプトンの、19歳ロメオ・ラヴィアについてもチェルシーとリヴァプールの一騎打ちの様相を呈しているところであり、伝えられる6400万ユーロを提示額ではおそらく、サウサンプトン首脳陣の首を縦に振らせることはできないだろう。むしろチェルシーがその上をいく可能性もある。なおカイセドについてブライトンと合意したとの報道については、むしろチェルシーの支払いを釣り上げるたね利用したのではないかとも言われているところ。

オックスレイド・チェンバレンはフェネルバフチェ?

 そのリヴァプールFCをこの夏をもって退団した、アレックス・オックスレイド・チェンバレンはいまだ、新しいクラブを見出すことができていないが、ただどうやらイングランド代表35試合を誇る29歳のMFは、トルコへの移籍を目前にしているようだ。ベシクタス・イスタンブールが発表したように今は交渉中となっており、複数のメディアが報じたところによると3年間の契約を締結する見込みだという。

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