ウェストハムがセットプレーのスペシャリスト、ウォード＝プラウズ獲得

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　チェルシーとリヴァプールがロメオ・ラビア争奪戦を繰り広げる中で、既報通りウェストハムはセットプレーの改善に向けて、そのスペシャリストとして評判の高いジェームズ・ウォード・プラウズを獲得した。イングランド代表経験１１試合（２得点）をもつ２８歳のＭＦは、これによりユース時代から過ごしたサウサンプトンに、自身初の移籍で3500万ユーロの移籍金を残して退団することになる。

　2013年以降ヨーロッパのトップ5リーグにおいて、リオネル・メッシ（32本）に次ぐ直接フリーキックを決めてきた17本）同選手は、成功率に至っては14.3パーセントで堂々の１位。昨季は４度のPKで２本しか決めていないとはいえ、ニューカッスルのセットプレーの脅威は明らかに増した。　またサウサンプトンではロッカールームでの重要な発言者としても知られているところ。

元イングランド代表ジェシー・リンガード、ウェストハムの練習に参加

　この夏をもってノッティンガム・フォレストを退団したジェシー・リンガードは、現在も引き続き新天地を模索しており、かつて所属していたウェストハム・ユナイテッドにてトレーニングに参加中。スカイ・スポーツUK』の報道によると、３０歳の元イングランド代表MFは当面の間、アイアンズでコンディションを維持するだけだというが、しかしながらそこで納得できる材料を提示できれば、短期契約もあり得ない話ではないようだ。

　マンチェスター・ユナイテッドでプロへの階段を駆け上り、途中でレスター、バーミンガム、ブライトン、ダービー・カウンティ、そしてウェストハムへのレンタルを経ながら２０２２年夏にノッティンガムに退団するまで２２年間マンチェスター・ユナイテッドに在籍した同選手は、これまでプレミア通算１８２試合に出場して２９得点、イングランド代表としては３２試合に出場して６得点をマークした実績をもち、昨季はプレミア１７試合でプレーしている。