2023/08/15

最大1億3300万ユーロ、チェルシーがモイセス・カイセド争奪戦を制す

©️IMAGO/Colorsport

 チェルシーFCは既報通りリヴァプールFCとの争奪戦を制し、モイセス・カイセドを獲得したことを正式に発表した。移籍金額はプレミア史上最高額となる最大1億3300万ユーロながら、メディアによればどうやらまずは基本金1億1600万ユーロ”だけ”に止まった模様。これにより同じくチェルシーがエンツォ・フェルナンデス獲得に投じた1億2100万ユーロに次ぐ、プレミア史上2番目の高額買い取り選手ということになる。このたび2031年までの契約を締結したエクアドル代表MFは、「チェルシーから電話がきたとき、もう何も考える必要なんてなかったね」とコメント。「本当に夢のような話で、これからチームとともに走り出すのが待ちきれない気持ちさ」と意気込みをみせた。

 特にブルーズではエンゴロ・カンテ(アル・イティハド)、マテオ・コバチッチ(マンシティ)、ルーベン・ロフタス・チーク(ACミラン)らの退団によって空いた、大きな中盤の穴埋めをカイセド(プレミアリーグ45試合、2ゴール)に期待しており、またチェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督はカイセドを、深い位置からプレーメイキングとボールに対するアグレッシブなプレーの両方に資質を持つ選手として評価。さらに右の守備サイドに配置される可能性もあるだろう。また今回の移籍ではブライトン側にとっても、粘り強い交渉の末に高額の移籍金を手にする結果となっており、古巣インデペンディエンテに一部譲渡するとはいえ2021年冬に500万ユーロでの獲得は大きな利益を生む結果となっている。


 

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