アルナウトヴィッチ、１３年ぶりインテル復帰

　マルコ・アルナウトヴィッチがインテルで再びプレーすることになった。まずは１年間の期限付きながら、３４歳のオーストラリア代表アタッカーとの契約には、買い取りオプションも付随。メディアによればその金額は最大で１０００万ユーロほどのようで、２００９／１０シーズンに同クラブで過ごした経験をもつアルナウトヴィッチにとっては復帰も意味する。ただそのときはわずかな出場機会にとどまっていることもあり、「インテルでまたプレーできることは名誉であり、１３年前は選手というよりファンみたいな感じだったけど、今回はチームの助けとなり勝利を手にするためにきた」と説明。

　そして改めて、かつての自分について「カッとなってしまう」性格であまりサッカーについて深く考えていなかったことを自省し、「でも今はすべてが変わってしまったよ。家族がいるし、穏やかになっていると思うね」とアルナウトヴィッチ。そんな成熟した、ボローニャ時代では５４試合で２４得点をあげる結果を残したベテランには、ジェコやルカクが抜けた攻撃陣の穴埋めがラウタロ・マルティネス、マーカス・テュラムら新戦力とともに期待されているところ。さっそく練習にも参加しており、土曜日のモンツァ戦でインテルでの再挑戦の幕が開ける。

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— Inter (@Inter) August 17, 2023