2023/08/25
マンチェスターCがウィング補強、ジェレミー・ドクをレンヌから獲得

©︎IMAGO/PanoramiC
マンチェスター・シティが新たなウィンガーを迎え入れた。フランス1部スタッド・レンヌより、ジェレミー・ドクの獲得を発表している。同選手といえばなんといってもユーロ2021において、最終的に優勝を果たすことになるイタリア代表の守備陣を、その俊敏さとトリックプレーで最も苦しめたティーンエイジャーとしての記憶だろう。ただそれでも今回6000万ユーロを投じて、21歳となったフランス代表を迎え入れた最大の理由は、なんといっても将来に向けた伸び代の大きさがあってこそ。幾度となく負傷に泣かされたドクだが、昨季の終盤戦8試合で7得点と荒稼ぎ。さらの今季開幕戦でも得点を挙げているように、調子さえよければそのそのスピード、テクニック、パワフルさから、プレミアリーグを魅了するだけのものをもった選手だといえる。
それゆえマンチェスター・シティではサウジアラビアに渡ったリヤド・マフレズの後任として白羽の矢を立て5年契約を締結したのであり、現状ではグリーリッシュとフォーデンしかウィングにオプションがいなかったグアルディオラ監督は、スーパーカップで代役を務めたコール・パルマーの今後が不透明なこともあり、おそらく即座にプレータイムを確保することになるだろう。一方でスタッド・レンヌからみればこの夏、ヴォルフスブルクに移籍したロヴロ・マイェルに続く主力選手の流出であり、残りの夏の移籍市場において今回手にした資金を元に穴埋めを模索していくことになる。
"I'm very excited, I can't wait to start!" 👊@JeremyDoku's first City interview! 👇
— Manchester City (@ManCity) August 24, 2023