2023/09/01

マンCがデ・ブライネ離脱に対応。ウルブスからマテウス・ヌネス獲得

©︎IMAGO/PA Images

 既報通りマンチェスター・シティは離脱中のケヴィン・デ・ブライネの穴埋めとして、同じプレミアリーグのウォルバーハンプトン・ワンダラーズから、マテウス・ヌネスを獲得したことを金曜午前に正式に発表した。1年前にスポルティングから移籍金4500万ユーロで加入していた25歳のミッドフィルダーは、今回は移籍金5500万ユーロでスカイブルーズに渡ると見られており、おそらくこの金額がウルブスが当初思い描いていたものよりも1500万ユーロほど下回るものだろう。ただ2027年まで契約を結んでいたにもかかわらず、フランクフルトのコロ・ムアニもみせたようなストライキを敢行しており、それが功を奏したか最終的には移籍市場最終日での成立に至った格好だ。

 そんなポルトガル代表として11回出場し、中盤では柔軟に起用可能で、ひとまずは年内は完全復活まで時間を要すると見られるデ・ブライネの穴埋め役が期待される同選手について、フットボールディレクターのチキ・ベギリスタイン氏は「彼は今シーズン、そしてその後も我々の助けとなってくれることだろう」と述べ、「マテウスはドリブルで選手を動かし、パスで守備を切り開くことができ、このチームに新たなダイナミクスをもたらしてくれるはずだ」と期待感を示している。契約期間は2028年までで、背番号27。

 ただコール・パーマーが、同じプレミアリーグの強豪チェルシーFCに移籍することが金曜午前に発表。これまで41試合に出場し6得点2アシストをマークしてきた21歳のイングランド人サイドバックだが、メディアによれば移籍金額はおよそ4600万ユーロが見込まれている模様。さらにトミー・ドイルは、500万ユーロの買い取りオプション付きでのレンタルでウルブスに加入。次回移籍時の移籍金の一部もマンC側に渡ることになっており、さらに自前の3人目の若手ジェームズ・マカティーもレンタルにて、シェフィールドでプレーすることになった。

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