2023/09/01

バルサ:アンス・ファティがブライトン、ラングレがアストン・ヴィラにレンタル移籍

©︎Getty Images

 ブライトン&ホーヴ・アルビオンは移籍市場最終日にFCバルセロナから、アンス・ファティをレンタルにて獲得したことを発表した。シャビ監督の下では確固たる役割を得られていなかった背番号10は、できることならばこのままバルサでのプレー続行を願っていたものの、それでも現状から改めて考えを変えてプレミアリーグでの飛躍を目指すことを決意している。なおバルセロナとの契約は2027年までで、例外条項に定められた移籍金額は10億ユーロ以上。

 バルセロナ、スペイン代表、そしてチャンピオンズリーグにおいても最年少スコアラーとなっているファティだが、ここのところは負傷に泣かされる日々が続いており、なかなか本調子に戻らず今季3試合ではいずれも途中出場。考えを変えることはもはややむなしで、欧州でその将来を嘱望されるロベルト・デ・ゼルビ監督の下で20歳の若武者は再起をかける。なお契約には買い取りオプションは付随していない。

 デ・ゼルビ監督は「素晴らしい移籍」と喜びをみせ、「アンスは我々がこれから新たなレベルに到達する、その一助となってくれることだろう。きっと我々は彼が本当の姿を取り戻す、その助けができると思うんだ」と語っており、またブライトンのデビッド・ウィアーTDは「アンスを迎え入れることができてうれしく思う。彼は世界で最も高く評価されている若手選手の一人だよ」と付け加えた。

バルサ:ラングレがアストン・ヴィラ、アブデはベティスに移籍

 その一方でバルセロナからはさらにクレマン・ラングレについても、新天地へと旅立ったことが発表。昨シーズンではプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーでプレーしていたディフェンダーだが、今回も同じくプレミアリーグではあるが、タイロン・ミングスの長期離脱で穴埋めを急務としていた、アストン・ヴィラに加入することが明らかとなっている。1年間の期限つき。 またバルサからアブデもマルカによれば退団。レヴァークーゼンとの繋がりも指摘されたが、モロッコ代表ウィンガーはベティス行きを決意したようだ。

 さらに2021年にマンチェスター・シティから加入し、昨季ラ・リーガで24試合に出場していたCBエリック・ガルシアは、FCジローナにレンタル移籍。同じく2021年加入組アブデサマド・エザルズーリ、略してエズ・アブデもFCバルセロナを退団することになり、最近のオサスナでのレンタル期間が終了した21歳のモロッコ人選手は、レアル・ベティス・セビージャに750万ユーロで売却された。

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