2023/09/23
2023/09/05
セルヒオ・ラモス、故郷のセビージャ復帰。「本当にうれしい」

©︎Getty Images/imago images
セビージャFCを後にしてから18年の月日が経ち、セルヒオ・ラモスが再び故郷へと戻ってきた。月曜日に無事メディカルチェックをクリアした37歳は、晴れてセビージャFCとの単年契約にサイン。「今日はとても特別な日で、ここに復帰できてとてもうれしいよ」と喜びをみせている。「祖父、父、セビージャのファン、アントニオ・プエルタ・・・、私にとって非常に意義深く恩義におもうところがあるよ」
1996年から2005年まで同クラブでプレーし、トップチームでは49試合に出場したラモスは、当時2700万ユーロという高額な移籍金を残していったにもかかわらず、いまだ多くのセビージャファンからの恨みをかっているところ。逆にラモスは移籍後サイドバックからセンターバックに転身、世界を代表するDFの1人となり、レアルではかず多くのタイトル獲得に成功。2021年にパリSGに渡ったが、その2年間は負傷に泣かされ夏をもってフリーとなっていた。
なおラモス側は比較的早い段階でセビージャに打診していたようだが、クラブ上層部は十分にディフェンダーがいると考えたこと、そして前述のファンによる恨みを考慮したようで、ただ3試合を終えてラ・リーガ最下位に沈むという不振から、ベテランディフェンダーにチームの安定化を託すことを判断。ただそれでもファンがどのような反応をみせるか。あまり歓迎しない可能性も否定はできないだろう。