サウジ移籍直前で頓挫のサンチョ、マンＵの練習参加はしばらく見送りへ

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　木曜午後にマンチェスター・ユナイテッドは、ジェイドン・サンチョについて「懲戒問題における解決次第ではありますが、ジェイドン・サンチョはチームから離れて個別調整を続けていくことになります」と簡潔に発表。今回の代表戦期間直前に行われたアーセナル戦にてメンバー外となっていた同選手について、試合後にテン・ハフ監督はトレーニングにおけるパフォーマンスの低調さが理由であると説明。しかしこれにサンチョは「スケープゴート」という言葉を用いて、自身のSNSで反論していた。

　ただその後に該当の投稿は削除され、そしてユナイテッド側が発表しているように、この問題が全て解決したというわけではない。テン・ハフ監督は昨年のクリスチアーノ・ロナウドに対しても示したように、あくまでサンチョに対しても断固たる姿勢を貫く考えなのだろう。その結果ロナウドはサウジに渡ることになるのだが、伝えられるところではサンチョについてもまた、サウジへとレンタル移籍に迫ったものの土壇場で頓挫したという。

　だが残ってもそこにあるのは茨の道だ。イギリスのメディアによればサンチョについて、テン・ハフ監督に対する発言でチーム内では、すっかりその信頼を失ってしまったという。そのため再びマンチェスター・ユナイテッドのピッチに立つ日は今の所は当分は想像しがたい。マンチェスター・ユナイテッドではメイソン・グリーンウッドの件をクリアしたばかりにも関わらず、サンチョのみならず、さらにＤＶ疑惑騒動にゆれるアントニーの問題についても対処していかなくてはならない。