2023/09/30

監督交代連鎖状態のボスニア・ヘルツェゴビナ、サボ・ミロシェビッチ監督就任を発表

©︎imago images/Camera 4/International

 来夏にドイツで開催されるユーロに向けて、予選6試合が消化したところでボスニア・ヘルツェゴビナ代表は、その間3人目となる監督の就任を発表した。50歳のセルビア人、サボ・ミロシェビッチ氏が8月に就任したばかり、メホ・コドロの後を受け継ぐ形で就任。ちなみにれ以前は、ファルク・ハジベギッチが5ヶ月間指揮を執っていた。

 ボスニア・ヘルツェゴビナはこれまで予選グループJの4位につけており、首位のポルトガルとはすでに12ポイント差、スロバキアは7ポイント差となるなど、エディン・ジェコを要しながらここまで6試合で勝ち点6しか獲得できていない。就任に際して、ミロシェビッチ監督は「このチームがきっとユーロ出場を果たせるものと確信をもっている」と強調。あとはそれを結果で示していくほかない。

 ちなみに1990年代にユーゴスラビアから独立して以来、ボスニア・ヘルツェゴビナが主要大会の出場権を獲得できたのは、2014年のブラジル・ワールドカップの1度だけ。ユーロ決勝トーナメント進出は、まだ果たせていない。ちなみにミロシェビッチ氏にとっては、今回が3度目の監督就任で、代表監督としては初。過去にはパルチザン・ベオグラードで浅野拓磨を指導、さらにオリンピヤ・リュブリャナの監督を務め、2019年にはセルビア・カップを制覇した。

その他のリーグ その他のリーグの最新ニュース