2023/10/09
ルーニー監督がDCユナイテッド退任、バーミンガム就任と連動?

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わずか1年でウェイン・ルーニー監督は、DCユナイテッドを後にすることを発表した。元イングランド代表ストライカーは、2022年7月より就任して確かに就任からクラブの勝ち点を伸ばすことには成功したものの、それでもプレーオフの早期敗退が決定的な要因になったという。「いまがその時だと思う。クラブをプレーオフ進出へと導くため、私はできる限りのことは尽くした。」とルーニー監督はコメント。
またクラブのチーフ・エグゼクティブを務めるジェイソン・レヴィアン氏は「この決断は次のジェネラル・マネージャーが、競技運営にこれから新しい哲学、体制をもつこめるようにする、そのための機会を作るためのものであり、そのためにはまず適切な監督を模索していく」考えを示している。
マンチェスター・ユナイテッドでそのキャリアの絶頂期を過ごしたルーニー氏は、イングランド代表として120試合に出場するなど稀代の点取り屋として名を馳せており、その後はDCユナイテッドにて48試合に出場(23得点、15アシスト)。それから母国に戻りダービー・カウンティで2年間監督を務め復帰するなど、「彼は選手、そして最近まで監督を務めてくれた、今後もDCユナイテッドファミリーの重要な一員だ」とレヴィアン氏は強調した。
ちなみにルーニー氏は現在、英国2部バーミンガム・シティでジョン・ユースタス監督の後任候補として浮上しているところ。特に2022年7月から指揮をとり21勝15分け27敗、開幕から4試合で3勝をおさめ、ただここのところ不調で電撃解任された経緯からSNSでファンから怒りの声が上がっており、英紙アスレチックは今回のDC退任と結びついたものとの報道も行なっている。