遂に最下位転落のアヤックス、ファント・シップ氏が夏まで監督に就任

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　ＰＳＶアイントホーフェンに２−５と敗れ、ついにエールディビジ最下位にまで転落した、アヤックス・アムステルダム。もはや這い上がるしかなくなったオランダの名門クラブは、その指揮官としてヨン・ファント・シップ氏を招聘することを発表した。同クラブのユース出身で、１９９２年にジェノアに移籍するまでリーグ戦４回とカップ戦３回優勝していた同氏は、引退後はマルコ・ファン・バステン解任後の2008/09シーズン終了時には暫定監督を務めるなど、同クラブで様々な役職を務めてきており、今回も本来はアドバイザーとして元々入閣する予定だった。

　「自分の出発点であるこのクラブで新たなスタートを切ることをとても楽しみにしているし、関係者との話し合いでは非常に良い感覚を得ることができた。アヤックスというクラブはできるだけ早く、またトップの道へと戻していかなくてはならないものだ」と意気込みを見せている。なおクラブによれば契約期間は２年だが、監督としての契約は来夏まで。その後は本来の予定されていた役職に戻る。ＡＣとして脇を固めるのはマイケル・ヴァルカニス氏とヘドウィゲス・マドゥロ氏。デビュー戦は木曜夜のFCフォレンダム。